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特急きりしまと3.11の話

こんばんは、エム管理不動産です。

4年前、鹿児島は、九州新幹線全線開通に沸いておりました。
それまで鹿児島と博多を繋いでいたのは、マットな黒い車体がおシャンティーな「特急つばめ」。

新幹線開通とともにその役割を終えましたが、引退を惜しまれ、再就職先をあてがわれました。
その再就職先が、「特急きりしま」。

外観はかっこいいんですが、内装はもう年季しか感じられなかったこの赤い列車に代わり、「特急つばめ」は「特急きりしま」へと名を変え、鹿児島から宮崎、大分へ向けてひた走ることになりました。
そして、仕事を追われた従来の赤い「特急きりしま」、こやつが引退となったのです(ここからが本題!)

九州新幹線開通の前日、赤い「特急きりしま」ラストランの日。
この日に乗車すると、ラストラン記念切符がもらえるという情報を聞きつけた私は、鉄道ファンでもないし、大して乗ったこともないくせに、野次馬根性丸出しで、友人と「ただただ記念に乗ってみよう」という話になったのです。

夕方用事を早々に片付け、もう予約でいっぱいかしら?乗れるかしら?駅弁買っちゃおうかしら?など軽くお祭り気分で中央駅に向かうと、
駅には人だかりと、「津波到来のおそれ、全線運行見合わせ中」の表示。
「あり?」

それが2011年3月11日だったんですね。
その日の私はテレビもネットも全く見ておらず、震災のことを全く知らなかったのです。
「なんだーせっかくラストラン楽しみにしてたのに」と不謹慎にもがっかり。駅で予定されていた全線開通前夜祭も全て中止になり、すっかやることなくなってしまった私は、いつもの定食屋のからあげ定食で晩飯を済ませ、所属する管理士会の仕事が忙しかったので、帰宅後も夜中まで仕事して就寝。
起きたら世界が変わっていました。

あの日以来、いろんなことが変わりましたよね。
津波って本当に来るんだ。
あんな立派な家が流されてしまうんだ。
故郷に帰れないなんて、想像もしなかった日が来るかもしれないんだ。

4月からの新生活に向け、わくわくしながら新居を探していた人もたくさんいたと思うんです。それが叶えられなかった方。
縁もゆかりもない土地へ転居せざるを得ず、新居でも心が落ち着かなかった方。
家族同然のペットを連れて行けなかった方。

私は、地震や津波を直接経験していません。ですから被災者の気持ちを完全に理解するのはできないかもしれません。
しかしその気持ちに寄り添うことはできるかもしれないと思っています。

犠牲になった方のご冥福を心からお祈りいたします。
今日も元気に仕事ができる。この幸せをかみしめて、日々精進してまいります。

エム管理不動産
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