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騒音トラブル

 賃貸不動産管理業をしていると、どうしても避けては通れない問題が「騒音問題」です。

 建物の構造が木造なのか鉄骨なのか鉄筋コンクリートなのか、窓ガラスが単層ガラスなのか複層ガラスなのか、部屋の開口部がどこにあるのか…構造によっても聞こえ方は違ってきますが、人の生活する場では必ず、上階や隣室、共用部、敷地内と様々な場所で様々な音が発生します。

 賃貸不動産管理業の立場としては、入居の際に共同生活である旨、音には注意するようお伝えして、物件内に注意文書の掲示もするのですが、音を出す側にも、音を聞く側にも個人差がありますので、万全の対策というものはありません。

よほど酷いと思われる事案には、現地確認をして音を発生させている入居者様に直接注意をすることになるのですが…どのくらいの音でどのくらいの頻度でと、判断基準が曖昧なまま注意をすればトラブルが大きく発展しかねません。

 そこで、今回は「騒音測定器」を購入しました。
2021031601.jpg

 では、実際にどのくらいの音が騒音とされているのか。○○dBとはどのくらいの音なのか。資料と合わせて、近所の音も測ってみました。

①騒音の目安 
2021031602.jpg
環境省のパンフレットに掲載されていたものです。
日常生活では50dB~60dB程度まで、60dBを超えるとうるさいといったところのようですね。

②近所の音
・マンション室内(鉄筋コンクリート造 ワンルームタイプ)
窓を閉めた状態 35.5dB
2021031603.jpg

・マンション室内(鉄筋コンクリート造 ワンルームタイプ)
窓を開けた状態 53.8dB
2021031604.jpg

・弊社事務所内
音が発生する機械はエアコン作動のみ 41.0dB
2021031605.jpg

・弊社事務所前
車両通過時 74.3dB
2021031606.jpg

・大きな交差点
中洲電停交差点 夕方 71.4dB
2021031607.jpg

・大きな交差点
中洲電停交差点 夕方(緊急車両通過時) 85.2dB
2021031608.jpg

・踏切
 都通踏切 電車通過時 93.9dB
2021031609.jpg

・夜の住宅地
郊外住宅地 43.8dB
2021031610.jpg

 各場所の最大レベルを測ってみました。もっとよく調べるなら、計測する方向に気を付けたり、三脚に立てたりすると結果は違うのでしょうが、今回は目安として。
(屋外で三脚まで出して計測する勇気はありませんでした(笑)怪訝な目で見られそうで…)

 そして当然、私共は測定する資格を持った専門家ではありませんので、測定結果は管理業者としての参考資料です。
 測定結果をもって「○○dBは騒音だ、すぐに静かにしろ!」ということはしません。「もう少し静かにして」とか「これくらいは我慢して」とかお願いをするにあたって、検討する際の客観的な材料の一つとして使います。
 感覚だけで物事を測るのは不安もありますので。

 また、音の発生について管理業者としてもう一つ忘れてはならないのが、設備不良です。この点は、現地確認の際十分に注意するようにしないといけません。

エム管理不動産 [ホームページ]
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Author:エム管理不動産(永田行政書士事務所)
エム管理不動産(永田行政書士事務所)では「不動産取引」「分譲マンション管理組合支援業務」「行政書士業務」を行っております。

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